2005年7月31日。
まだブログが「今ほど整っていなかった頃」に書いた短い日記がある。
アメリカ映画を観た日の、他愛もない記録。
でも、20年近く経って読み返してみると、
そこには当時の私が確かに考えていたことが残っていた。
この記事では、当時の文章をそのまま残しつつ、
いまの視点から「追記」というかたちでリライトしてみる。
2005年7月31日の記録
本日のDVD「クリスティーナの好きなこと」。
いかにもなアメリカ映画。
軽くて、今日みたいな暑い日にはちょうどいい。
堅苦しくなくて、ぼんやり観られる感じ。
今までチャランポランだったのに、
急に本気モードになって、
でもお相手は結婚式の真っ最中だった……。
さてさて。
28歳のアメリカ人女性って、こんな感じなのかな?
それにしても、女同士の友情が素敵。
彼氏ができると疎遠になっちゃうのは、
私の周りだけなのかな。
そういう文化的な違いが、なんだか楽しい。
ビビビッとくる出会いって、
(((.. )( ..))) どこどこ?
いまの私からの追記
この文章を書いていた頃の私は、
「出会い」や「恋」が、どこか外側からやってくるものだと思っていた。
でも今読み返すと、
本当に惹かれていたのは恋愛そのものよりも、
女同士の関係性だったように思う。
誰かを好きになることと、
自分の世界を保つことは、本当は両立できる。
当時の私は、まだそれを言葉にできなかっただけだ。
ビビビッとくる出会いは、
雷みたいに落ちてくるとは限らない。
気づいたら、すでにそばにあって、
あとから「出会っていた」とわかるものもある。
2005年の私は、探していた。
いまの私は、拾い集めている。
過去のブログをリライトするということ
昔のブログを読み返すのは、少し勇気がいる。
未熟さも、甘さも、迷いも、全部残っているから。
でも消さずに、書き足す。
それだけで、文章は「記録」から「対話」に変わる。
追記型リライトは、
過去の自分を否定しないための方法でもある。
