私は、たぶん無謀な人間だ(笑)。
これまで、深く考えず、
思い立ったら即実行。
直感を信じて生きてきた。
そのせいか、仕事も、結婚生活も長続きせず、
同年代の女性と比べたら、
ずいぶん遠回りをしている気がする。
いまも、その途中だ。
もっとも、それを「苦労」と呼ぶかどうかは別だけれど。
そんな私が、
いつの間にかずいぶん保守的になっていたことに、
今日、ふと気づいた。
仕事柄、介護が必要なお年寄りと接することが多い。
多くは孤独を抱えている。
戻る家がないのに、
「家に帰りたい」と繰り返す人。
迎えに来る人はいないのに、
「電話して」と頼んでくる人。
八十を過ぎて語れるのは、
過去の栄光と、家族の肩書きだけ。
申し訳ないけれど、
私は長生きしたいとは思えない。
そして気づけば、
その姿を自分の将来に重ねている。
計画性のない私に、
確かな不安が忍び寄る。
「守る」生き方を選べば、
「失う」不安が生まれるのだと知る。
でも、ふと思った。
もともと、私は何も持っていない。
ならば、不安がる理由もない。
どうにかなる。
明日は、明日の風が吹く。
また、無謀な私に戻ろう。
直感を信じて、やってみよう。
リセット。
