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映画『ウォーリー(WALL-E)』ネタバレ感想|ロボット映画だと思って油断すると泣かされる理由

遅ればせながら、ウォーリーに会いに行ってきた。
正直に言うと、「ロボットの映画」と聞いた時点では、あまり食指が動かなかった。
けれど、これは観て大正解。
感動しまくりで、子どもから大人まで自信を持っておすすめしたい一本だった。

映画『ウォーリー(WALL-E)』は、可愛らしいロボットを主人公にしながら、思っている以上に深く、そして優しく、私たちの「生き方」に問いを投げかけてくる作品だ。

目次

荒廃したゴミの地球から始まる、静かで強烈なオープニング

物語の冒頭に広がるのは、荒廃しきったゴミの山。
最初はそれが何なのか、すぐには理解できない。
しかし「ゴミ」だと認識した瞬間、ぞっとする。

この映画で最もお金がかかっているのが、このゴミのシーンだという話を聞いたが、それも納得だ。
いつか本当に、こんな未来が訪れるのではないか。
警鐘としてのメッセージが、決して絵空事に感じられない。

そんな廃墟の中で、黙々と働き続けるゴミ処理ロボット・ウォーリー。
彼の起動音に、どこか聞き覚えがあるのも楽しい小ネタだ。
こうした細かな遊び心が、作品の随所に散りばめられている。

ウォーリーの孤独と、唯一の友だち

ウォーリーの唯一の友だちは、ゴキブリ(?)。
この二体(?)が、何百年も繰り返してきたであろう日常の描写が、微笑ましくもあり、なぜか切ない。

なぜ、ウォーリーだけが取り残されたのか。
その鍵は「好奇心」なのかもしれない。

指輪の入った箱を見つけ、指輪は捨てて、箱だけを大切に持ち帰るシーンが象徴的だ。
人間の価値観を、いとも簡単に裏切ってくれる。
ウォーリーは、世界を別の物差しで見ている。

ウォーリーの「希望」は、誰かと手をつなぐこと

そんなウォーリーには、ひとつの明確な希望がある。
それは、「誰かと手をつなぐこと」。

そこに現れるのが、イヴだ。
イヴとの出会いをきっかけに、物語は一気にラブストーリーへと変わっていく。

「あ、わかる、わかる」と頷いてしまうシーンの連続。
気づけば、ロボットが主役であることを忘れてしまうほど、感情移入している。
がんばれ、ウォーリー、と完全に応援モードになる。

一途さが世界を動かすということ

冷静に考えると、イヴに出会ってからのウォーリーは、たったひとつの目的しか考えていない。
それでも、その一途さが周囲に与える影響は、想像以上に大きい。

環境問題、メタボリックな未来、便利さの代償として失われるもの。
そうした「未来からのメッセージ」が、コミカルに、しかもまったく説教くさくなく織り込まれている。

ここが、この映画のすごいところだ。

「生き残りたいんじゃない、生きたいんだ!」

この映画で、最も心に残った言葉がある。
それは船長のセリフ。

「生き残りたいんじゃない、生きたいんだ!」

この一言で、すべてがひっくり返る。
以前このブログにも書いたことがあるけれど、「生活」は「生きる」と「活きる」なのだと、改めて思い出させてくれた。

まとめ|ウォーリーは、人生の基本を思い出させてくれる映画

『ウォーリー(WALL-E)』は、ロボット映画という枠を軽々と超えてくる。
可愛くて、切なくて、そしてとても人間的だ。

何度でも観返したくなるし、手元にDVDを置いておきたくなる作品。
こんな映画を生み出してくれたディズニー/ピクサーに、心から感謝したい。

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