🌿祐気取りで気づいた「自分を取り戻す力」|九星気学で心のブロックを外す旅
偶然のようで、必然だった出会い
最近、縁があって**九星気学(きゅうせいきがく)**という占いを知りました。
もともと私は占いに興味がなく、マンガや週刊誌の星占いを見る程度。
「占い師=ちょっと怪しい」と思っていたタイプです。
けれど不思議なことに、ここ最近、九星気学を学ぶ人やスピリチュアルな話題が自然と私のもとに集まってきました。
まるで“偶然を装った必然”。
それがきっかけで、今までの価値観を少しずつ手放せるようになったのです。
自分で作っていた「見えないブロック」
九星気学で私の星を見てもらったとき、
「とても頑固で、真面目すぎる一面がありますね」と言われました。
たしかに、自分では柔軟なほうだと思っていたけれど、
“人に言われたことを守ることが正しい”という思い込みが強く、
知らず知らずのうちに自分を縛っていたのかもしれません。
それはまるで「自分で自分にかけたブレーキ」。
人に合わせることが当たり前になっていて、
本当の“自分の望み”を感じる感覚を忘れていたのです。
きっかけは、ひとつの言葉
私は幼いころから、週末に家族で出かけるのが大好きでした。
父が車を運転し、家族でどこかへ行く――それが当たり前。
だから大人になっても「休日=出かける日」。
その楽しみが私の活力だったのです。
けれど、ある日夫から言われました。
「俺の休みなんだから、勝手に計画しないで。」
その言葉を聞いてから、私は休みの日に何も提案しなくなりました。
「行きたいところを考える」こと自体をやめてしまったのです。
娘に「どこでランチしたい?」と聞かれたとき、
思わず「どこでもいいよ」と答えた私に、娘は驚きました。
「ママ、どうしたの?いつもなら“あっち行きたい”って言うのに。」
その瞬間、自分が“行きたい場所”すら思い浮かばなくなっていることに気づきました。
九星気学で教わった「祐気取り」
そんなとき、九星気学の鑑定士さんから「祐気取り(ゆうきとり)」という開運法を教えてもらいました。
祐気取りとは、
自分の九星に基づいて“良い方位”に出かけ、その土地の良い「気(エネルギー)」をいただくという開運行動。
特に“最大吉方”の日に行うと、何倍もの良い運気を受け取れるそうです。
「まるで運気のポイ活みたい」と思い、すぐに実践してみることにしました。
東へ向かう車の中で、涙があふれた
最大吉方の日、地図を開き、目的地を東に決めて車を走らせました。
誰に頼まれたわけでもなく、
誰かと一緒でもなく、
ただ自分の意思で東へ向かっている――。
その瞬間、涙が溢れて止まりませんでした。
「ああ、私、今、自分の行きたい場所に向かっているんだ。」
そう思ったとき、心の中のブロックがふっと外れた気がしました。
忘れていた“自分”を取り戻す旅
本来の私は、好奇心旺盛で、新しいことが大好きなタイプ。
それなのに、いつの間にか「人に合わせる私」しか生きていなかった。
祐気取りの旅は、ただのドライブではなく、
自分の意志を取り戻すためのリハビリのような時間でした。
行動することで、自分の中のエネルギーが動き出し、
気持ちが軽くなり、
「出かけられる自分」を取り戻せたのです。
九星気学が教えてくれた“流れ”を信じる
鑑定士さんに体験を報告すると、
「あなたは動くことで運が開ける星の下に生まれているんですよ」と言われました。
思い返せば、出歩いていた頃の私は、何事もスムーズに進んでいた気がします。
それが、いつの間にか止まってしまっていた。
でもそれは、誰のせいでもなく、自分が自分を止めていたんだ――そう気づけたのです。
御朱印集めの再開と、これからの祐気取り
昔、趣味で集めていた御朱印帳を引っぱり出してきました。
次に行く方角を九星気学で調べ、
その方角にある神社を訪ねる。
まるで“開運スタンプラリー”のようで、
行く前からワクワクします。
「今日はどんな気をもらえるだろう?」
「どんな自分に出会えるだろう?」
そんな気持ちで、祐気取りを続けていきたいと思います。
🌸まとめ|祐気取りで、自分を解放する
祐気取りは、単なる方位の開運法ではなく、
自分の心の声に素直に従う練習なのかもしれません。
誰かのためではなく、自分のために動く。
そして、動いた先で新しい“気づき”を受け取る。
自分の人生をもう一度、自分の手に取り戻す旅。
それが、私にとっての「祐気取り」です。
